温かさで包み込んでいけるような透析医療を目指して
前田記念腎研究所
前田国見
温かさで包み込んでいけるような透析医療を目指して
前田記念腎研究所
前田国見
腎不全医療の発展
のために
理事長の前田国見です。
前田記念腎研究所で目指しているのは、腎不全医療の発展です。その根幹をなすのが、“全人的医療”だと考えています。我々が目指す腎不全治療における“全人的医療”とは、透析導入前の段階から維持透析期までのすべての時期において、医療スタッフが、お互いを尊敬しあいながら専門の立場からガッチリとスクラムを組んで透析生活が快適で充実したものになるために支援を行ない続けることです。所属する医師はもちろん、看護師、臨床工学技士、栄養士、事務職まで、全スタッフが目標を一つにして“全人的医療”に取り組めるように努めています。
患者さんも一員に加わったチーム医療を
透析医療の現場でよく使われる言葉に、“チーム医療”があります。一般的には、透析治療を受けている患者さんを中心に、その周囲を医師や看護師、臨床工学技士、栄養士などのスタッフがチームを組むことで取り囲んでいるイメージをもたれます。前田記念研究所が行なうチーム医療とは、さらに進化/深化させて、患者さんにもチームの一員になっていただき、スタッフとも手をつなぎお互いの温もりを共有できるようにすることを目指しています。