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学術活動

エムラクリーム使用患者の穿刺部の清浄度調査

  • 日付
    2018/06/30
  • 学会・研究会
    第63回 日本透析医学会学術集会(6/30)
  • 発表者
    田村あゆみ
  • 所属
    武蔵小杉

【目的】
当院では自己管理可能な患者にリドカイン・プロトカイン配合クリーム(以下エムラ)を使用している.エムラ使用時,貼付前のシャント肢の洗浄を指導し,穿刺前にエムラをウエットペーパーで拭き取り消毒後に穿刺している.
シャント感染予防のため,穿刺部の清浄度が保たれているか調査した.
【方法】
エムラ使用患者15名に対し,エムラ拭き取り後にATP+ADP+AMP拭き取り検査(以下拭き取り検査)を施行し,洗浄方法とシャント感染の知識について聞き取り調査を行う.清浄度が基準値2000RLU以上の場合,洗浄方法を再指導し,拭き取り検査を施行,指導前と比較検討する.
【結果】
15名中10名の清浄度が基準値以下であった.15名とも貼付前の洗浄は施行していたが,シャント感染の知識は低かった.清浄度が基準値以下の患者に対し洗浄の指導を行った結果,5名とも清浄度が基準値以下になった.
【まとめ】
エムラ貼付前の洗浄が徹底されていれば,穿刺部の清浄度が保たれる.

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