学術活動
2018年
植物工場産の低カリウムレタスの安定供給が透析患者にもたらすもの
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日付2018/07/01
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学会・研究会第63回 日本透析医学会学術集会(7/1)
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発表者前田国見
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所属石神井公園
【背景】新鮮で美味しい低カリウムレタスを常に安定して提供することが、強い食事制限を受ける透析患者に大きな福音になることを報告している。【目的】朝採れ低カリウムレタスを当日透析クリニックで患者に週2回販売提供する直送直売システムを確立・実践しその安定継続性を検証する。【対象と方法】植物工場で継続的に栽培している低カリウムレタスを朝収穫し、直ちにクリニック配送、クリニック透析患者に販売、その日のうちに食してもらう「工場直送直売」システムを実践して、その有効性と持続可能継続性を評価する。【結果】週2日間患者12名に朝採れレタスを3か月間供給し続けた。天候に左右されず一定の品質を保ち供給されるレタスの鮮度・味・食感には十分な評価を獲得した。【考察】クリニックが植物工場と新鮮野菜の栽培・流通・販売を直接提携することで、透析患者の満足度と食生活の質の向上に役立つと思われた。【結論】植物工場産の低カリウムレタスの安定供給は、透析患者の食生活を向上させる。