学術活動
2018年
止血困難患者に対するヘムコンドットの有用性
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日付2018/06/29
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学会・研究会第63回 日本透析医学会学術集会(6/29)
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発表者大田明日美
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所属新横浜
【目的】止血困難患者にヘムコンドットを使用し、その有用性を検討する。
【対象】当院透析患者の中で透析終了後の止血困難を認め、通常スポンゼルを使用している患者4名(いずれも内シャント)。
【方法】透析後、スポンゼル(1×1cm)を貼用し抜針後、止血時間を計測。その後、スポンゼルをヘムコンドットに変更し、スポンゼル使用時と同じ止血時間から始め、(2回目、3回目)徐々に止血時間の短縮を試みた。ヘムコンドットは直径1.9cmの円形なので、これを4等分にして使用した。
【結果】止血時間10~20分のところ、5~7分で止血可能であった。
【結語】ヘムコンドットは速やかな止血効果があり、止血困難な患者に対して有用である。