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前田記念腎研究所

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学術活動
2016年

MML4.0に対応した透析モジュールの策定

  • 日付
    2016/06/09
  • 学会・研究会
    第61回 日本透析医学会
  • 発表者
    鈴木卓
  • 所属
    茂原

目的

MML(Medical Markup Language)が次世代のEHR標準とされているIOS13606とのハーモナイズを視野に入れて策定されたVer4.0へ更新されるのを機に、透析モジュールが正式に策定されたので報告する。

変更点

1)文字コードをShift JISからUTF-8に変更、2)スキーマ定義をDTDからXML schemaに変更、3)CLAIMモジュールを使用していた薬剤および注射は、MML4.0で処方箋モジュール、注射モジュールをそれぞれ使用。

考察

透析情報の共有に用いるべき標準規約は本学会が策定したHeMX(Hemodialysis Medical Record Exchange Format)のみであった。これは透析情報に特化したものであり他の医療情報データはMMLやHL7(Health Level Seven)を用いる必要がある。今回MML4.0となったことで透析情報のみならず他の医療情報も一括して共有が可能となる。透析モジュールはHeMXの外部参照が可能であり既に生成したHeMXも無駄にはならない。さらにMML4.0を用いることで将来ISO13606へのデータ連携が可能になる。

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