学術活動
2004年
MML(Medical Markup Language)を用いた透析支援システムと電子カルテとの連携
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日付2004/06/19
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学会・研究会第49回 日本透析医学会
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発表者鈴木卓
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所属茂原
目的
透析医療における電子化環境において、様々なアプリケーションでのデータを共有する事は容易ではない。我々は昨年の本学会ワークショップにおいてWeb接続による情報共有について報告したが、今回はMMLを用いた標準化による手法を取り入れ、透析支援システム「STEP透析」と電子カルテ「NOA」とのデータの共有を成し遂げたので報告する。
方法
透析支援システム「STEP透析」及び電子カルテ「NOA」にMMLVer3.0にのっとり書き出し及び読み込みを行った。
結果
STEP透析のデータをNOAへ以降することが可能になった。
考察
独自のフォーマットで動作している各アプリケーションの情報共有は一般に困難であるが、今回実現可能になった最大の理由はMMLにデータの切り口を揃えたことにある。
結論
MMLは透析医療における情報共有に有効な手段であり、容易になしえる事が可能である。